2022年4月5日 更新

【イベントレポート】自らの力で未来を考える「SF思考」

セゾン情報システムズでは、有識者の方々から知見を学び、今後の社会で必要となる行動のヒントを得ることを目的としたイベントを定期的に開催しています。今回ご紹介するのは、2022年3月24日に社内向けに開催したイベントでの宮本道人氏の講演です。

登壇者

宮本 道人(みやもと・どうじん)氏
1989年生まれ。​筑波大学システム情報系研究員 
博士(理学) 、科学文化作家、応用文学者
日本SF作家クラブ会員
株式会社〆空想科学顧問 株式会社BIOTOPE SF顧問 株式会社グローバルインパクト未来創出顧問
科学・文学・社会の新たな関係を築くべく研究・創作・ビジネスに取り組む。

SF思考で未来を描く

従来のエビデンスに基づく未来予測が困難となったVUCAの時代。新たな思考法が求められています。宮本氏は、「SF思考」を提唱し、フィクションの力を借りて「斜め上」の未来予想の創出手法を探っている方です。

当日は

自らの力で未来を考える「SF思考」
~世界のビジネスリーダーは虚構をどう使いこなしているのか~

のタイトルで1時間のご講演をいただきました。

「SF?」「フィクションでしょ?ビジネスと関係あるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、SFの世界は夢物語りではなく、可能性のある未来と捉えられているのです。講演は、世界的リーダーや文化人がSF好きで、SFをヒントに新サービス・製品を生み出したお話からスタートしました。SFのビジネス活用に多くの参加者が興味をそそられる中、なぜSFが重要視されているのか、今世界で話題のSFジャンルは何かを教えていただき、終盤では、とがったコトを考えてからバックキャストで進めるSF思考を用いた実践方法、未来を予測するためにはどのようなSTEPを踏めばよいのか…等々たくさんの貴重なお話を伺うことができました。

参加者の声

当日は、多くの社員が参加をしました。
イベント終了後は、「SF思考という私にとって新しい考え方が参考になった」、「知らないことがたくさんあった」、「失敗を恐れずアイデアを出すことが重要という点に気づいた」、「これからのビジネスを考える上でもぶっ飛んだ世界観をまず考えること。そしてそこから逆算するという思考法に感銘を受けた」など多くの反響がありました。
参加者が未来社会を創るヒントを得つつ、イベントは大盛況に終わりました。

今回は社内イベントの一部をご紹介させていただきましたが、今後はcolor isをご覧いただいている皆様にもご参加いただけるイベントの開催を予定しています。詳細は開催日が近づきましたら、改めてcolor isにてご案内させていただきますので、ご参加をお待ちしております。