トータルヘルスプロモーションプラン(Total Health Promotion Plan)とは、1988年に労働安全衛生法の改正により始動した職場内の健康保持増進プログラムです。頭文字をとってTHPと略されることもあります。トータルヘルスプロモーションプランは義務化はされていないものの、企業の努力義務として掲げられています。
トータルヘルスプロモーションプランの目的
すべての従業員が若い時から身体と心の健康を維持し、支援することがトータルヘルスプロモーションプランの目的です。具体的には、健康測定結果報告書の提供や健康指導を行います。健康経営と似ていますが、企業の利益や生産性を追求するのではなく、従業員個人の健康とQOL(Quality of Life)の向上を目指すという点が異なります。