2025年11月19日トピックス

住信SBIネット銀行が「HULFT Square」を導入し取引審査フローを高度化

~ノーコード ツールや生成AIを活用し、年間で952時間の業務を削減~

2025年11月19日
株式会社セゾンテクノロジー

株式会社セゾンテクノロジーは、住信SBIネット銀行株式会社(以下、住信SBIネット銀行)が取引審査フローの高度化を目的に「HULFT Square」を導入した経緯や選定理由などを導入事例として公開しました。

住信SBIネット銀行は、マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策(以下、マネロン等対策)強化が求められている外貨送金・外貨受取サービスにおいて、審査の高度化を実現するため、「HULFT Square」など複数のノーコード ツールや生成AIを組み合わせて、短期間で最適な仕組みを整備し、年間952時間の業務を削減しました。

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背景

住信SBIネット銀行は、インターネット専業銀行として2007年に開業、最先端のテクノロジーを駆使したデジタルバンクとして、業界を強力にけん引しています。パートナー企業と提携して預金・融資・決済を含むフル バンキング機能を提供するBaaS(Banking as a Service)事業を始め、さまざまな金融サービスを創出。「テクノロジーと公正の精神で、豊かさが循環する社会を創っていく。」をコーポレート スローガンに掲げ、銀行を超えたテック カンパニーを目指しています。

住信SBIネット銀行では個人・法人問わず外貨送金・外貨受取サービス提供しており、以前からマネロン等対策のため、取引時の証跡確認を含め、審査フローの高度化が求められていました。審査フローを高度化するためには体制を拡充する必要がありますが、委託先を含め少数精鋭での体制を構築していたこともあり、業務負荷が高まることが想定されたため、複数のサービスをうまく組み合わせることで、少人数でも高度な審査が可能な環境の整備を進めました。

「HULFT Square」採用の理由と導入の効果

住信SBIネット銀行は、複数のノーコード ツールやAI技術を連携するソリューションとして、フル マネージドで利用できる「HULFT Square」に注目しました。複数のiPaaS製品を比較し、スクリプトを設計・開発できるGUIの操作性が最も高い点や、各種ソリューションとの豊富なコネクターが提供されている点を評価し、「HULFT Square」の導入を決定しました。また、「HULFT Square」導入の効果として次の点を挙げています。

  • 年間952時間の業務を削減
  • わずか3カ月で高度な審査フローを整備
  • 内製化により、継続的な改善活動が可能に

なお、「HULFT Square」を導入した住信SBIネット銀行様の導入事例は次のURLをご参照ください。

導入事例ページ

ノーコード ツールや生成AI連携で年間952時間の業務を削減
内製により、わずか3カ月で取引審査の高度化を可能にしたHULFT Square

https://www.hulft.com/casestudies/sbi_sumishin_netbankico-external-link.svg

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