2025年07月17日トピックス

高知工科大学が「DataSpider Servista」を導入し教育DX推進に向けた環境を整備

~部分最適化されたシステムを連携することで全体最適化を実現~

2025年7月17日
株式会社セゾンテクノロジー

株式会社セゾンテクノロジーは、高知県公立大学法人 高知工科大学(以下、高知工科大学)のデータ連携基盤として「DataSpider Servista」が導入された経緯や選定理由などを導入事例として公開しました。

高知工科大学は、学内に分散した教学データや経営データなどを柔軟に活用できるよう、統合的なDBを整備してデータ集約を図るためのデータ連携基盤として、データ連携ツール「DataSpider Servista」を活用しています。

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背景

1997年に公設民営の大学として開学、現在は公立大学として「人が育つ大学」をモットーに先進的な教育システムを積極的に取り入れている高知工科大学は、特に教育分野でのDX推進を注力するなど、データに基づいた教育変革を進めています。しかし、以前から入試や就職といった学生に関するデータが部門ごとに管理されており、データ活用が一部のメンバーに限られていたことと、財務会計や人事給与まで含めた経営データの連携が十分ではないことが課題となっていました。

「DataSpider Servista」採用の理由と導入の効果

高知工科大学では、業務ごとに最適なシステムを相互に連携させることで、全体最適を目指すことが現実的なアプローチだと判断し、データ連携基盤の整備を検討しました。内製化できることや、学内のさまざまなDBへの柔軟なアクセスが可能なことなどを要件とし、「DataSpider Servista」の導入を決定しました。また、「DataSpider Servista」導入の効果として次の点を挙げています。

  • データ連携の内製化が可能になり、データの活用範囲が拡大
  • データ連携によって業務の効率化とデータの抜け漏れや入力ミスを防止
  • 教学IR(Institutional Research)*1を活性化するための基盤を整備

なお、「DataSpider Servista」を導入した高知工科大学様の導入事例は次のURLをご参照ください。

導入事例ページ

部分最適化されたシステムを連携することで全体最適化を実現
教育DX推進に向けた環境整備を可能にするDataSpider Servista
https://www.hulft.com/casestudies/kochi-techico-external-link.svg

【商標関連】

※1 教学IR(Institutional Research:インスティテューショナル・リサーチ)・・・大学の経営改善や学生支援、教育の質向上のため、学内における情報を収集・分析し、改善施策を立案・施策の実行・検証を行う活動