2025年06月20日トピックス

神戸市が「DataSpider Servista」を導入しデータ連携の内製化を実現

~行政手続きのスマート化に向けた環境を整備~

2025年6月20日
株式会社セゾンテクノロジー

株式会社セゾンテクノロジーは、兵庫県神戸市(以下、神戸市)のデータ連携基盤として「DataSpider Servista」が導入された経緯や選定理由などを導入事例として公開しました。

神戸市は、行政手続きのスマート化に向けた環境整備の一環として、スマート申請システム「e-KOBE」と自治体が保有する住民情報を突合させて自動審査可能な仕組みを整備。このオンライン上の申請窓口と庁舎内およびプライベートクラウド上にあるさまざまなシステムとの橋渡しを行うデータ連携の基盤として、「DataSpider Servista」を活用しています。

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背景

兵庫県の中心となる政令指定都市として約 150万人の人口を有する神戸市では現在、神戸スマートシティとして位置づけられたDX推進の取り組みを進めています。その一環として、電子申請プラットフォーム「e-KOBE」を基盤とし、行政手続きのスマート化に取り組んでいます。

一方で、オンライン申請だけでなく、窓口や郵送など様々な手段で申請を受け付けており、バックヤード業務が煩雑化していたため、業務負担の軽減に向けた環境整備が大きな課題となっていました。

「DataSpider Servista」採用の理由と導入の効果

神戸市では、LGWAN接続系ネットワークにて基盤展開できる仕組みであることを前提に、他自治体のケースとともに、民間企業でも内製化できる実績が多数ある点も踏まえて、「DataSpider Servista」の導入を決定しました。また、「DataSpider Servista」導入の効果として次の点を挙げています。

  • 自動審査の基盤としてランニングコストや委託費の圧縮を実現
  • 汎用的なデータ連携の基盤として拡張しやすい環境整備に成功 
  • 安定した基盤として、新たな開発が発生したときの負荷軽減にも寄与

なお、「DataSpider Servista」を導入した神戸市様の導入事例は次のURLをご参照ください。

導入事例ページ

オンライン申請を自動審査する仕組みを下支え
データ連携の内製化を可能にするDataSpider Servista
https://www.hulft.com/casestudies/kobeico-external-link.svg

【商標関連】