便利! ブルートゥースでのファイル転送活用術

便利! ブルートゥースでのファイル転送活用術

省エネで便利 “ブルートゥースでのファイル転送”

ブルートゥースは、PCと周辺機器を近距離無線通信でつなぐことから、ネット環境を必要としないのが魅力的。また、機器をペアリングしておけばその後の通信が簡単に行えるため、メールでのファイル転送より便利に使えることも。今回は、ブルートゥースでファイル転送する際のメリットを紹介します。

1. コミュニケーションの主流「メール」は添付容量に制限も

1-1 メールはビジネスシーンにおけるコミュニケーションの主流

一口にファイルといっても、Wordなどの文書ファイルから写真や音声まで、さまざまな種類があります。一方、ファイルを転送する手段も数多く存在し、代表的なものとして、メールやLINE、各種転送アプリなどが挙げられます。なかでもメールは、約98%の人が仕事で周囲とコミュニケーションをとる手段として活用(※)しているので、ビジネスシーンにおける主流といえます。

  • 参考:一般社団法人日本ビジネスメール協会『ビジネスメール実態調査2016』

1-2 メールでのファイル転送。添付サイズによっては時間と手間がかかり非効率?

例えば、外出時に携帯用デバイスでメモや写真などを記録し、オフィスに戻ってからPCに移行したい場合、「メールを使ってファイル転送したら、添付容量が大きくて時間がかかった」という思いをしたことはありませんか。そういった場合、同時に受信する側においても、添付ファイルを受信するのに時間がかかることが多くあります。

主要プロバイダでは、メールに添付できる最大容量は20~100MBほどに設定されていることが多いものです。高画質の画像や動画などを送るときには、この容量制限に引っかかってしまい、送信できない場合もあります。このように添付する容量が大きいときには、メールを何回かに分けて送ることになり、作業効率が落ちることも否めません。

2. ブルートゥースを活用すればファイル転送が便利に!

2-1 ブルートゥースはネット環境&ケーブル不要の近距離無線通信

ブルートゥースとは、モバイル端末やPC、周辺機器などのデジタル機器をつなぐ近距離無線通信です。「ネット環境が不要」という特徴があります。無線タイプなので、ケーブルが不要という点も魅力的ですよね。ブルートゥースは、電力消費が少ないことでも知られています。

最近では多くのパソコン、スマートフォン、タブレット、周辺機器にブルートゥースが搭載されています。ブルートゥース対応のヘッドフォンやスピーカー、マウスなどを使えば、つなぐ線が不要になるので便利です。

2-2 ブルートゥースは「ペアリング」と「1対1」が原則

ブルートゥースを使う場合は、利用対象となる2つの機器にパスコードを認識させる「ペアリング」が必須条件になります。ペアリングをすることによって、別の相手に送信してしまう“誤送信”がなくなります。複数のペアリング設定を保存しておけるマルチペアリング、マルチポイントの機能を持つ機器も増えてきています。例えば、マルチペアリング機能とマルチポイント機能を持つイヤフォンマイクであれば、あるときはペアリングしたスマートフォンで通話をし、あるときはペアリングした音楽プレーヤーの音楽を聴く、といったことが可能になります。

スマートフォンからパソコンへ、パソコンからスマートフォンへとファイルを転送するときにも、ペアリング設定をしておけば手軽に送信できます。

2-3 ブルートゥースを搭載するデバイスの通信距離は10m以下が主流

現在の日本に出回るブルートゥース搭載のデバイスは、通信距離が1~10mの「class2」と呼ばれるタイプが主流です。「class1」なら100mまで通信可能ですが、別途でブルートゥースモジュールなどを購入する必要が出てきます。

ちなみに、2016年にはBluetooth5という最新規格が発表されており、これを搭載した機器が今後リリースされる予定です。現在の最新バージョンであるBluetooth 4.2に比べて、通信速度が2倍、通信範囲が4倍に向上するとされています。

まとめ

ブルートゥースは、パソコンやスマートフォン、周辺機器などの間で「近距離無線通信」を可能にしてくれます。ブルートゥースを使ってのファイル転送のポイントをまとめてみました。

  • 10m以内の範囲ならば簡単にファイル転送が可能
  • ネット環境、ケーブルが不要
  • 消費電力が少なく省エネ

ブルートゥースの特徴を生かしたファイル転送を行えば、「小回りの効くファイル転送ツール」として活用でき、オフィス内での作業を効率化することに役立ちます。個人が所有するさまざまなデバイスを使いこなす方法の一つとして、ブルートゥースを活用してみましょう。

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