連携方式の乱立が招く 統制困難なシステム運用管理
──連携レイヤーの標準化で可視性と即応性を強化する

HULFTの課題解決ソリューション|情報システム部門向け

標準化されていないデータ連携がもたらす運用負荷

月次締めの処理、受発注データの連携、在庫情報の更新、社外とのデータ交換。
ひとつひとつは独立した業務でも、実際には前後に依存関係があり、時間制約があり、複数の部門やシステムをまたいで動いています。

こうした業務を安定して回し続けるために、多くの企業ではシステム運用管理基盤を活用し、実行スケジュールの制御や依存関係の整理、条件分岐、障害時の再実行管理といった仕組みによって、業務フロー全体を統制しています。

一方で、業務フローの中で扱われるデータ連携は、さまざまな方式が併存する構造になりがちです。

  • SaaSとのAPI連携
  • クラウドとオンプレミス間のデータ転送
  • 外部企業とのファイル授受
  • リアルタイム処理とバッチ処理の混在

その結果、システム運用の現場では次のような問題が顕在化します。

  • 連携方式が統一されておらず、全体像を把握しづらい
  • 障害発生時、どこまでデータが処理されたのか即断できない
  • 再実行の起点が明確でなく、影響範囲の特定に時間がかかる
  • 監査やセキュリティ統制の観点で一貫性を保ちにくい

問題は連携レイヤーの“個別最適”にあり

業務やシステムが追加されるたびに、その都度、最短で実現できる方法を選んでいると、データ連携は個別対応の積み重ねになり、業務全体の統制・可視化・再実行設計が難しくなります。

こうした状況を解消するためには、「連携」と「制御」を分けて捉え、連携レイヤーを基盤として標準化することが重要です。これにより、業務全体を“つぎはぎ”から“統制の取れた構造”へと進化させることができます。

具体的には、

  • さまざまな連携方式を統一的に管理する
  • 実行結果とログを一元的に可視化する
  • 再実行単位を設計段階で定義する
  • セキュリティポリシーを連携レイヤーで統制する

連携を“部品”ではなく“基盤”として扱うことで、ジョブ管理による業務制御と整合した構造を実現でき、運用負荷が軽減されます。

データ連携レイヤーを標準化するiPaaS ― HULFT Square

連携レイヤーを基盤として標準化する具体的な選択肢が iPaaS です。

HULFT Squareは、企業内外のシステムやSaaS、クラウド/オンプレミスをまたぐデータ連携を、統一された仕組みで設計・実行・管理できるクラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)です。

iPaaS型データ連携基盤 HULFT Square(ハルフトスクエア)

» iPaaS型データ連携基盤 HULFT Square(ハルフトスクエア)

HULFT Squareは、「データ活用するためのデータ準備」や「業務システムをつなぐデータ連携」を支援する日本発のiPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)です。各種クラウドサービス、オンプレミスなど、多種多様なシステム間のスムーズなデータ連携を実現します。

システム運用上の課題に対し、HULFT Squareは次のような価値を提供します。

連携多様性
RESTやJDBC、FTP、SOAP、ファイル転送など多様なプロトコルに対応し、あらゆるデータ連携を一つの基盤に集約可能
開発容易性
プログラム知識がなくてもノーコードで開発でき、処理の流れを可視化できるため、属人化を防いで運用を平準化
実行柔軟性
スケジュールやファイル、REST APIなど多様な実行契機で起動でき、リアルタイム処理もバッチ処理も同じ基盤で実現可能
可視性
実行結果とログがHULFT Squareに集約されるため、日々の状況把握と障害時の原因特定が容易
変更容易性
接続先の技術仕様に依存しない疎結合な連携を実現でき、接続先システムの変更にも少ない工数で切り替え可能
統制可能性
GDPRやCCPA、SOC2 Type2などのセキュリティ基準を満たし、安全な利用とIT統制の強化を後押し

HULFT Squareと親和性が高い統合システム運用管理

JP1

JP1のジョブ管理は、クラウドとオンプレミスにまたがる業務フロー全体の自動化を統合的に制御し、安定した業務運用を実現する商品です。

JP1のジョブ管理とは、以下のサービスおよび製品です

HULFT Square のデータ連携基盤に JP1のジョブ管理による業務制御を組み合わせることで、“自動化・可視化・安定化” の3つの軸で運用全体が 進化します。

自動化

  • カレンダーとイベントの複合制御
    カレンダースケジュール、ファイル更新、メール受信、時間経過といったイベントを組み合わせて処理を開始
  • 柔軟な条件分岐(接続性と柔軟性)
    HULFT Squareの実行結果に応じ、通常ルートから例外系ルートへの退避や、後続処理の自動切り替えが可能
  • 複数処理の「待ち合わせ」自動化
    複数の連携処理の完了をシグナルとし、全データが揃ったタイミングで後続の処理を切れ目なく動かす

可視化

  • 一元的な監視と操作
    分散した環境のフロー全体を一つの画面で可視化し、成功・失敗・未完了のステータスを明確に表示

安定化

  • 効率的なリカバリ(復旧性)
    データ処理フローを分割して管理することで、失敗した箇所からピンポイントで再実行したり、中断・保留したところから業務を再開することが可能
  • 障害時対応の標準化
    障害時の対応が「その人にしかできない作業」から、誰でも間違いなく対応できる標準化されたオペレーションへと変わり、業務継続性が向上

HULFT Squareと JP1 の具体的な連携方法

HULFT Squareでは、あらかじめ作成されたデータ連携スクリプトを再利用しやすいパッケージとして提供しています。HULFT Square と JP1 のジョブ管理を活用したシステム運用管理の自動化アプリケーションも無償で公開しています。

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このように、データ連携を“部品”ではなく“基盤”として標準化し、ジョブ管理と整合した構造へ転換することで、業務全体の可視化と運用の安定化を実現できます。
HULFT SquareとJP1の組み合わせは、その具体的な実践手段となります。

当社では、データ連携基盤「HULFT Square」をはじめ、さまざまなシステム連携の課題解決を支援しています。
さらにお客様の業務に合わせて、最適なジョブ管理サービスとの組み合わせ方についてもご相談いただけます。

  • HULFT Square の詳細資料を入手したい
  • 自社のスケジュール管理や属人化した運用プロセスに課題がある
  • JP1のジョブ管理との具体的な組み合わせ方や、自動化の範囲を知りたい

といったご要望があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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