今は安全でも、
将来のデータ保護として十分でしょうか?
現在、暗号化して保管・連携しているデータも、将来にわたって安全であるとは限りません。
ハーベスト(HNDL)攻撃とは、暗号化されたデータを現在収集・保存しておき、将来、解読技術が進歩した段階で解読を試みる攻撃です。
今すぐ情報が漏えいしなくても、長期間にわたり価値を持つ機密情報は、将来のリスクにさらされる可能性があります。
だからこそ、将来の量子コンピューターの進化を見据え、現在のファイル連携における暗号化対策を見直すことが重要です。

日々のファイル連携やセキュリティ対策について、次のような状況はありませんか?

ファイル連携している


まだ先のことだと考えている
今のデータが将来のリスクになる可能性があります。
近年、量子コンピューターの実用化により、現在広く利用されている公開鍵暗号方式の安全性が損なわれることが指摘されており、PQC への移行に向けた検討が国内外で始まっています。また、これらに関連し、将来解読するために現在の通信を傍受・蓄積しておくハーベスト攻撃のリスクも並行して取りざたされています。
内閣官房国家サイバー統括室では「政府機関等における PQC 利用に関する関係府省庁連絡会議」において、政府機関などの暗号システムについて原則 2035 年までに PQC への移行を完了する方針が決定され、金融庁では「預金取扱金融機関の耐量子計算機暗号への対応に関する検討会」において、幅広い関係者と議論がされており、金融分野における優先度の高いシステムは 2030 年代半ばを目安に PQC の暗号技術を利用可能な状態にすることが望ましいとされています。
先行して対応が求められている銀行・証券・保険などの金融業のほか、データの機密性が重要視される国内の社会インフラに関わる企業や製造業など、企業システムの PQC 対応は早急に取り組むべき重要な課題です。
将来の対応を待つだけでなく、今できる対策から。
- 将来のPQC対応を見据えた3つのSTEP -

ファイル連携データの保護を強化

既存のシステム環境を踏まえて検討

将来の暗号技術の変化に備える
まずは、今できる暗号化対策から。
AES方式を採用したHULFTの暗号オプションでデータ保護。
ハーベスト攻撃への備えとして重要なのは、将来にわたって保護すべきデータを、現在から適切に暗号化しておくことです。
HULFTでは、AES-256 の暗号技術を採用した暗号オプションと組み合わせることで、ファイル連携転送時におけるデータの暗号解読耐性(機密性)を確保しており、ハーベスト攻撃からデータを保護することができます。
HULFT10だけでなく、HULFT8でも「HULFTのAES暗号オプション」を利用できます。
HULFTのAES暗号オプションとは
HULFTのAES暗号オプションとは、AES方式を採用したHULFTのオプション製品です。
HULFTのAES暗号オプションを利用することで、HULFTが対応するさまざまなプラットフォーム間で、標準のHULFT暗号化方式よりも暗号化強度の高いファイル連携を実現できます。
AES(Advanced Encryption Standard)は、米国国立標準技術研究所(NIST)が定める暗号規格「FIPS 197」に規定され、日本の電子政府推奨暗号にも選定されている暗号アルゴリズムです。
※正式名称は「HULFT8 暗号オプション(AES)」または「HULFT10 暗号オプション」です。
HULFTは、これからもPQC対応に向けて進化し続けます。
HULFTの次期レベルアップでは、ファイル連携におけるデータ完全性の検証部分も強化することで、データの機密性および完全性の両面で PQC に対応します。
| 対象製品 | データの機密性(ハーベスト攻撃対応) | データの完全性(PQC 対応) | |
| 次期レベルアップ | HULFT10.x.0 およびAES暗号オプション | 〇 | 〇 |
| 現行バージョン | HULFT8/10 およびAES暗号オプション | 〇 | - |